私は日本のインターナショナルスクールを卒業した後、中学校から高校卒業までの6年間をコレッジ・アルパン・ボーソレイユで過ごしました。
ボーソレイユに通うことで、私は貴重な体験をし、色んな人達と出会いました。
これから、私がボーソレイユで学んだことを紹介していきます。
ボーソレイユでの6年間は私にとってすごく濃い思い出となりました。ボーソレイユの生徒数は少ないながらも、約50カ国からの子供たちが同じ寮で暮らしています。この小さいグローバルなコミュニティーのおかげで、私は色んな文化や価値観に触れ合うことができました。
しかし、外人と一緒の寮生活は大変な事で初めはルームメイトと揉めることは何度もありました。が、大きくなるにつれて他人のことを理解し合い受け入れることの大切に気づきました。親がいない中、人との付き合い方、一人の時間の大切さ、などを学ぶことができました。
また、ボーソレイユでは色々な新しいことに挑戦しました。日本で運動らしいことを私は何一つもしていませんでした。
が、今の私の趣味はスキーにスノーボード、キャニオニングにハイキングと自然に触れ合い、体を動かすことが好きになりました。
ボーソレイユの伝統行事の一つとして、「チャレンジ」と言う名の学校全体リレーがあります。この「チャレンジ」は一年に8回あり、コースが異なります。ほとんどの生徒はこの行事を好んでは参加しませんが、私は「チャレンジ」が大好きです。20kmを走ることも、12kmの山道を登ることも、簡単なことではありません。
が、ボーソレイユに来て、それを体験し続けることで、達成感と心身共に諦めないことの重要さを知ることができました。そこから学んだ粘り強さを活かして、日常生活での難問に堂々と立ち向かうことができました。
さらには、会社の経営、ミュージカルやバスケットボールなどと数えきれないくらいの活動に参加しました。
そこからグループで何かを作り、一団となって努力することや、コミュニケーションなど様々なスキルを得ることができました。ボーソレイユのモットーは『やることに意味がある』です。
初め頃は新しいことに不安や恐怖心を抱いていましたが、今となっては積極的に新しいことに挑戦しようと前向きに考えることができます。
ボーソレイユは私に取って家族のような存在で、第二の家のような場所です。誰かが悩んでいたら皆で助け合う。何事にも諦めず、間違えや、失敗したことでも誇りに思ってくれる友達や、先生たちがいるコミュニティー。そんな暖かくて素敵な学校です。
ボーソレイユでの一生物の日々を過ごさせてくれた両親に心から感謝しています。