8月から2週間、日本の子供達のグループが、ここスイスのモンテローザのサマーコースへやって来ました。 2週間私は、彼らに付き添って来ました。
スイス、フランス語圏のレマン湖畔に位置するモントルーにあるこの学校は、市街地にあり、どこへ行くにも便利です。
学校の規模も、大きすぎず、小さすぎず、学校のスタッフも、子供達の名前をしっかり覚えているので、個人的なケアが行き届いています。
皆で食べるダイニングルームでの食事では、毎回“Bon appetit!“(仏語:どうぞ、召し上がれ)と言います。
ネイティブの英語学習をしながら、様々なアクティビティやエクスカージョンがありますが、序に、フランス語での言い方も、“Bonjour(こんにちは)!”や、”Merci(ありがとう)!”を教わっていました。
エクスカージョンで行った世界遺産のベルン旧市街は、スイスでもドイツ語圏に位置する為、“Guten Tag(こんにちは)!“となりますし、有難うは、”Danke!“です。
つまり、英語だけではなく、序に、仏語と独語のあいさつも聞いて覚えてしまうわけです。こういうところが、欧州らしい、英語圏とは違うところです。
更に、“レディ・ファースト“のマナー、あいさつの仕方、食事のマナーについても習いました。特に、男の子は、女の子にドアを開けてあげることを、小さい頃から学習するのは、とてもいいことですね!ぜひ、日本の男の子には、小さい時からこういった西洋のマナーに慣れてもらいたい、と思います。そうすれば、外国へ行ってもあわてなくて、すみますよね。
異文化交流の時間では、色々な国のことを皆の前で発表します。プレゼンテーションだけでなく、音楽に合わせて踊る子もいれば、絵や写真を見せて、皆に説明している人もいました。大勢の前で、外国語で発表するのは、とてもいい勉強になります。
前もって、出来るだけ話す練習しておいた方が、見ている人にも分かりやすく、伝わります。当然、絵や写真に凝った方が、アピールの度合いも高まります。
学校から、歩いて、レマン湖畔のシオン城に行けたり、モントルーの町の中心地まで、買い物に、お花のプロムナードを通って気軽に行けるのは、とても素晴らしい環境です。
欧州の文化歴史が学べ、スイスアルプスやレマン湖の自然環境、ネイティブの英語学習と、チーズ工場、チョコレート工場、ネスレの食品博物館とクッキング教室、時計修理視察等の様々なエクスカージョン、学校内でのスポーツや、日本ではあまり出来ない有料のスポーツ(乗馬、アーチェリー、テニスレッスン、ラフティング、カヌー、バナナボート等)、朝から晩まで飽きさせないプログラムが満載でした。
近藤
スイスジャパンサポート