チューリヒから汽車で約20分のところに、ツークという小さな湖がある町があります。
ここから丘へ上がった、大変眺めのいい場所に、1926年設立の私立寮制学校モンタナ(Institute Montana)があります。
米国のケリー国務長官が、この学校で学んだことでも知られていますが、このインターナショナルセクションには、世界から子供達が集まって来ます。
2016年の夏から、今回初めて、サマースクール(10~16歳対象)を開催するとあって、そのパンフレットが送られて来ました。サマーコースのモットーは、Learn. Grow. Move. Meet.です。
他の学校との違いは、まず、日本から一番近い学校!です。成田から直行便で、チューリヒまで来たら、そこから、電車に乗って行くことができます(もちろん、学校のスタッフのバスでも行けます)。
ドイツ語圏なので、フランス語圏と少し雰囲気が違います。発音そのものは、ドイツ語の方が、日本人にとっては、楽です。午前中は、毎日語学レッスン(英語又は独語)が、4時間あります。
その後、午後には、スポーツやテーマ別のアクティビティがあります。水曜日には、エクスカージョンがあり、週末は、カルチャートリップやスイス観光です。7月16日~8月13日まで、最低2週間受講、2週間で4,900スイスフランです。
フランス語圏とドイツ語圏の違いを、両方に住んでいた経験から、私なりに言えば、ドイツ語圏の雰囲気は、フランス語圏よりも、どちらかというと「真面目」だと言えます。これは、ゲルマンとラテンの違いにも共通しますね。スイス国内という意味で言えば、スイス自体の根本は変わらないのですが、言葉が違うと、表現の仕方が変わりますね。
サマーコースで真剣に学習したい人は、スイスのドイツ語圏で学ぶのもお勧めです。
スイスジャパンサポート
近藤