海外キャリアコーチ、山城直樹さんのポッドキャストをご紹介します。
もし、海外留学に迷っている方が聞いたら、ポッドキャストという、ためになる音声の番組です。
うまくつながらない場合は、ポッドキャスト 海外キャリアコーチ、山城直樹と検索して頂ければ、出てくると思います。
初回と2回目を聞いて、なかなか分かりやすくお話しているので、お勧めしますので、聞いて見てください。1回目より、第2回目の方がお勧めです。
今日のグローバル世界において、日本という国は他の国と違って、鎖国もあった様に、外国と接触してきた歴史が極端に少ない国ですね。しかも、元々、日本は日本人という単一民族国家で、アジアの端っこに孤島として存在します。西洋諸国からは、極東と呼ばれています。独特な言語の日本語を話し、日本文化や歴史も他諸国とはかなり異なっています。
そういう国だからこそ、自ら外国へ出て行って、外から日本を俯瞰してみることをしない限り、内へこもり、狭い考え方しか出来なくなり、世界からも孤立しがちです。昔の江戸時代には、鎖国時代があったからこそ、日本独自の文化が栄えたと言われています。
グローバル社会に最も重要なのは、誰もが知っている通り、”コミュニケ―ション”です。 明治時期なら、着物を着て、ヨーロッパに視察旅行をし、欧州のいいところを学ぶ姿勢で十分だったのですが、今や、そういう文化や言語の違いを乗り越えて、対等な立場で、商売、取引等を行って行かなくてはなりません。
これから大人になる子供達には、その職業によっては、英語は必須どころか、話せて当たり前になる時代がやってくるかもしれません。もし、そうなったら、日本語は当然分かるけど、英語も話せる状態にしておくこと、自分の国を大事にして、誇りを持ち、外国との関係は、英語で、という2つの引き出しが必要になってきます。
それには、やはり、若いうちに一度は外国へ出ること、外国の人たちの異なる価値観に触れ、言語を学び、一緒に活動をして触れてみることが、とても重要です。
失われた20年の間に、日本企業が中国や韓国の遅れをとったのも、これらの国の人々は、もうずっと前から、海外へ人を送り、留学する学生も大勢いたから、海外との取引に日本は先を越されてしまいました。
外国から日本を見る目を持たなければ、日本を本当の意味で活性化して、良くしていくことは困難だと思いますが、あなたは、これについてどう思いますか?