今こそ、日本人(特に経営者の子供)に必要な海外留学。

2021年新年明けましておめでとうございます。

健康で、希望ある年になることを祈っています。

 

ダライラマの本を読んでいたら、「人生の目的とは、幸福を探求し、より良くしていくこと。」という下りがありました。シンプルな文章ですが、その通りだと実感しました。

世界中で同じ疫病という体験をした私達にとって、世界の人間の営みがこれ程、透き通って見えたこともなかったかもしれません。これによって、人間とは、、人生とは、、と考える時間が与えられたことでしょう。

 

インターネットの世の中になってから、世界中で起きることが、あっと言う間に地球の裏側へ同じ情報が届く様になりました。

例えば、先日、スイスのヴァリス州のヴェルビエというスキー場で、年末に滞在していた英国人観光客200人が突如として逃走した(突然いなくなった)、というニュースが一気に世界へ報道されました。

英国の変異種が発覚し、それに応じて、スイス政府が10日間の隔離を要請した為、起きたと記事にはありました。

しかし、1月3日のスイス現地新聞(Sonntagszeitung)には、それがフェイクニュースであった、と書かれていました。このニュースはヨーロッパだけでなく、日本にもすでに報道されていました。

情報が出回るのが早い分、誤報も素早い速さで駆け巡ります。

 

日本は、失われた20年が30年と経過、経済が低迷、その後、一度も好景気へ浮上出来ないまま来ています。ITの遅れや海外進出の消極性等色々な原因があると思いますが、もう一度明治維新の時代の様な、パラダイムシフトがこの国では必要だということかもしれません。

 

それには、何と言っても、経営者の子供の世代が、早いうちに海外を見る、留学体験をさせ、原文で読解出来る英語力が必要だと断言します。世界の動きをキャッチ出来なければ、これからの日本の経営者は置いてきぼりになってしまうからです。

 

想定外の出来事が起こる世の中で、問題解決能力を養う必要のある経営者にとって、子供の教育こそ重要な教育投資です。

100年以上の歴史ある、しかも、世界中の子供達が集まるスイスのボーディングスクールでは、今の時代にあったITを駆使した学習が行われています。

何よりも、IB(国際バカロレア)を取得出来る為、グローバルな観点から英語で学習していきます。

 

2024年発行予定の日本の新紙幣には、津田梅子、渋沢栄一、北里柴三郎が印刷される予定です。彼らに共通する点は、海外留学やヨーロッパへ視察旅行をしていることです。

津田梅子は、明治4年「岩倉使節団」と共に日本で最初の女子留学生の1人として満7歳で渡米しました。

明治維新を経済から支えた渋沢栄一もヨーロッパへ視察旅行を経験しています。

更に、「日本の細菌学の父」と言われた北里柴三郎はドイツへ留学しています。

 

日本の歴史を見ると、古くは、遣唐使といった中国への使節団から、幕末に近代の基礎を築いたヨーロッパへの使節団等、常に世界を見て、新たなアイデアを吹き込んだり、影響を受け、日本独自の文化と融合して来ました。

 

一時、日本人留学生の数も減少しましたが、現代こそ、日本人は海外を見て、より一層の向上を図っていくことが求められていると思わざるをえません。

 

皆さんは、これについて、どう思われましたか?

 

スイス留学専門~スイスと日本の架け橋

スイスジャパンサポート有限会社

代表 近藤 美穂

スイス在住

 

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