サブタイトルは、“幼少期のコミュニケーションがカギを握る“で、とても面白い記事なので、ここでご紹介します。
要は、お母さんのタイプによって、どんな子供になるか、です。KY(空気が読めない)人間になると、後あと大人になってから大変です。 この記事をまずは、ここで抜粋します。
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この記事は、子どもが最初に出会う大人は“親”
そこで今回は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者で、日本と欧米双方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、空気が読めない子に育ててしまうママのタイプとその対処法をお話します。
当記事はIt Mama (運営:ターゲッティング)の提供記事です。http://itmama.jp
空気が読めない人間になる原因は、幼児期に“自分の言動が人にどう受け取られるのか”を知るチャンスがなかったからです。
子どもが最初に出会う大人は“親”です。その親が、喜怒哀楽の表情や感情を子どもに見せないとか、子どもの言動に対していつもニコニコしてしかることもしなければ、子どもは自分の言動の良し悪しや、自分の言動が人に与える影響について学ぶことができません。
子どもを「KYに育ててしまう」ママの3タイプ
(1)能面タイプのママ
子どもが何をしても何を言っても、感情を込めて褒めることもしかることもしない。喜怒哀楽を顔に出さないので、人からは怒っているのか喜んでいるのかもわからない。
■対処法
こんな能面ママに育てられると、相手の表情を読む訓練などできませんね。自分がこのタイプだと思ったら、今日から意識して、怒っている時は怒っている、喜んでいる時はうれしい、嫌なことをされた時は悲しいと、子どもにわかるように、大げさかなと思うくらいに感情を込めて表現していきましょう。
(2)奴隷タイプ
子どもが散らかしたものをせっせと片付け、欲しいといったものをどんどん与え、してほしいということを何でもホイホイしてあげる。かわいさのあまり子どもの言いなりになる。
■対処法
こんな奴隷ママに育てられたら、相手の立場を理解する訓練などできませんね。子どもを愛することは、甘やかすことではありません。どんな状況であろうと親が子どもに対して卑屈になってはいけないのです。子どもには先生のつもりで、毅然と接していきましょう。
(3)女王様タイプ
子どもは何もわからない。親の方が当然なんでもわかっているからと、子どもを自分の思い通りにコントロールしようとする。自分が敷いたレールの上を進ませようとする。
■対処法
こんな女王様ママに育てられたら、自分で考えることができず、相手の感情を推し量る訓練などできませんね。自分がこのタイプかもと思ったら、「ああしなさい」「こうしなさい」と指示を与えるのではなく、「今はどうしたらいいの?」「どうしたらいいと思う?」と問いかけ、子どもが自分で考え自立できるようにしていきましょう。
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これを読んですぐ思うのは、“いるいる、こう言うお母さん。“と思うことです。
私自身は子育てが終わったので、今となっては、人ごとの様に思います!?が、子育て中に、自分は、部分的にどのタイプもあったなと反省しきりです。
ここにも書いてありますが、「子どもが自分で自立できるようにサポートすること」に徹するのが大切だと感じています。
結局、子育ては、一人前の人間になれる様に~が目的なので、やり過ぎても、やらなさ過ぎも良くなくて、むしろ、よく見守ってあげながら、あまり、こちらからは手を出さない程度の方がいいのではないか、という感じがしています。
母親が手を出せば出す程、子供の自立を阻む結果になるし、その子の人生を本当に考えてあげるのなら、自分の意思を押し付けるのもどうかと思います。
その辺は、子供を育てる母親自身が自立していないと、なかなか、難しいかもしれません。
お母さん自身が自分の考え方をしっかり持ち、気持ち的にも、ある程度余裕をもった態度で子供に接していないと、子供にしわ寄せが来てしまいますからね(なんてね)。
KY(空気が読めない)というのは、別に日本に限ったことではなく、西洋でも同じ様にマイナスです。小説を読んで、この主人公の気持ちはどうでしたか?とか、子供の国語のテストにもありますが、結局、感受性の問題に突き当たります。
大げさに言えば、この世の中、感受性ゼロの人間が犯罪を犯しているわけです。
その人達は、人の痛みが分からない、喜怒哀楽の表情がない、自分の感情を押しつぶしてきた、感情的に押さえつけられてきた為、対人関係の上で、感情がうまく表現できない人間です。
つまり、人との関わりのコミュニケーション能力がないということです。 感情がうまく表現できないから、人との接し方がうまくできないのです。
それを考えると、身近にいる母親に感受性が育っていないと、子供の表情も無表情になる傾向があります。
私の昔の上司のお子さんがそうでした。
その上司のお子さんとは、1度か、2度しか会ったことはないのですが、無表情なお子さんだな、という印象でした。やはり、親が無表情だったので、その影響だなと感じました。
小さい子供なのに、無表情だと、子供らしくないですね。
お母さんは、子供の表情を見て、コミュニケーションするので、小さい頃から感受性を育んでいく環境を作ってあげないと、そんな上司のように、大人になってから、お勉強はできるかもしれないけど、嫌われるタイプになるというわけです。
それを考えると、低年齢層向けのスイス寮制学校の子供達の感受性が豊かなのには、驚きます!
日本から留学に来たお子さんも含めて、全員、目が輝いていて、ぼーっとしている子供がいないのです。子供が小さいうちの良い環境が、とても大切だということが、この光景を見てよくわかります。