「子供が生き生きするために~」新春トーク(2010年1月) 宮崎駿X養老孟司
Youtube動画 https://youtu.be/RgA7Ff-Yk2oを見て、感じたこと。
結構前の対談ではありますが、共感した部分を以下の文章に引用させて頂きます。
養老孟司(敬称略):宮崎さんの作品が皆さんに影響を与えるのは、根が生えているからであって、根が無くなったら、どうしようもないよ、という話であって、その根が一番無くなっているのは、例えば、東京の霞が関で。
僕は、ああいう風な所に住んでいたら、ああ暮らさせたら、ああなりますよ、という意見です、昔から。
だから、一カ月くらい休みをとり、山でも田んぼでも行って、田んぼの草むしりでもやった方がいい。田舎に一定期間行って帰ってくる。順繰りで皆でやればいい、、。そうしたことを霞が関からやればいいという意見。
私見。。。これは養老先生の本でも、以前読んだことがありました。最もだと思いました。私はこれを更にを少し改良したらどうかと思うのです。
スイスには、徴兵制(スイスでは男子が成人になると、徴兵義務が課せられる)がありますが、特に日本の男性は、毎年例えば2週間とか、田舎へ行って体を動かして、自衛隊の指導の元、主に災害時や非常時の訓練をすべきではないか、思ったりします。
勿論、日本の国家を守るという、非常時の防衛の意識を向ける意味も含んでいて、もし、北朝鮮からロケットが飛んで来たらどうするのか、等の講習も受けるのです。つまり、国防とか非常時をすべて政治に頼ったままにするのではなく、自分たちで守っていく姿勢も大事だと思うのです。
なぜ、そう思うかというと、それだけ、日本人はまるで危機感がない、のと、日本という国をよくしていこう、という愛国心が、他の国に比べて日本には欠けている、と思うからです。
少し子供のテーマからそれてしまいましたが、子供について言うと、本当に東京や都会の子供程、土に触れながら、地に足をつける環境が大切だと感じていて、スイス留学を紹介し始めたのも、感覚的にそれに近く、一時家族の都合で日本へ住んでいた時に、東京の都会の子供達を見て、今の会社をやろうと思ったきっかけになりました。
都会と田舎で国際的なスイスの環境という対比こそ、特に東京の子供達にとって理想的で、都会に住む子がスイスへ留学に来ることによって、丁度バランスが取れると感じています。
あなたはどう思いましたか?
近藤
スイスジャパンサポート