イーロンマスクの母が語る「息子の原動力」について

フォーブスジャパン(1月29日版)イーロンマスクの母が語る「息子の原動力」という内容が掲載されていて、興味深かったので、ここにご紹介いたします。

カナダで生まれたイーロン・マスクの母メイは、5人兄弟に生まれ、1950年に一家は、南アフリカに移住します。彼女は、22歳で結婚したものの、9年間にわたり虐待を受けた末に離婚し、31歳でシングルマザーとして、イーロンを含む3人の子供を育てました。メイは、栄養士として、前糖尿病や高コレステロールの患者をサポートするとともに、南アフリカでモデルとしても活躍しました。

 

彼女は、「私の母はフルタイムで働くことに罪悪感を持たなかったし、私も他に選択肢はなく、うしろめたさを持つ余裕はありませんでした。」と語っています。

 

「私は、両親と同じやり方で自分の子供を育てました。自立し、優しさを持ち、正直で、思いやりがあり、礼儀正しく、勤勉で、良い行いをする様に、、」

私は、叱ったり、赤ん坊扱いすることはありませんでした。また、勉強しろと言ったり、宿題をチェックすることもありませんでしたが、子供達は、今何を勉強しているのかを報告してくれました。私の子供達は、早い段階から責任を持ったことが役に立ったと思う。」

責任をもって、自ら選択した道を進むようになりました。

3人とも自分が選んだ大学に出願し、奨学金やローンも自分で申し込んだ。このように育ったのも、衣食住を確保するために、自分が懸命に働いていた姿を見ていたからだと思う。」

 

子供は幼少期に贅沢を覚えなければ、うまくやっていけ、甘やかす必要がない。親がすべきなのは、安全な環境を確保してあげることで、後は自分たちの判断に任せればよい。

 

成功した子供達を育て上げた方法について、よく聞かれます。「私がしたことは、子供が自分の興味を追究するように仕向けただけです。」 他の二人は、レストラン経営者のキンバルと映画監督のトスカです。

 

例えば、イーロンの場合、子供の頃、読書が大好きであらゆる本を読んでいた。私も好きだったが、読み終わるとストーリーは忘れてしまう。ところが、イーロンは読んだ内容をすべて覚えていて、私達はイーロンを「百科事典」と呼んでいた。イーロンは百科事典を読破していて、すべてを記憶していたから。

 

私達は、イーロンを天才少年とも呼んでいて、どんなことを聞いても答えてくれた。12歳の時、初めてコンピューターをもらい、自分でゲームをプログラミングした。それをモデルスクールに通うコンピュータ学科の大学生に見せると、彼らを唸らせた。

そこで、私はコンピュータ誌に載せる様に勧めると、賞金500ドルを獲得した。

 

イーロンがテクノロジーの世界で作り上げていることやステラやキンバルが行っていることも全て、それぞれが子供時代に好きだったものが根源となっている。

(http://forbesjapan.comより抜粋)

 

この話からわかるのは、やはり、子供の興味関心を伸ばして上げることは重要ですね。

スイスジャパンサポート

近藤 美穂

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