スイスについて、よくある10の質問

スイスについて、よくある10の質問

1.スイスは、物価が高くありませんか?


ドイツに比べると、生活必需品は実際高めですが、東京23区内のス―パーと比べると、果物や野菜はそれ程高くはないと思います。例えば、りんご、ぶどう、オレンジ等は日本より安価です。ただ、肉は日本よりも高く、魚も航空便の輸入品になるのでやはり高いです。もちろん、常に対円の為替レートにも影響されます。

2.フランス語を学ぶのに、フランスへ行かないで、スイスへ行く場合の利点は何ですか?

フランスよりも比較的ゆっくりしゃべり、方言が殆どないといってもいいので、日本人に分かりやすい点です。
スイスは、又多言語で国際的な環境なので、フランス語の他、英語も通じますから、フランス語が危ういうちは、英語でも補うことができます。

3.スイスには公用語がたくさんあるそうですが、国はどうやって機能しているのですか?

スイスは地域の場所によって、言語が変わります。フランスに近い西では、フランス語、東へ行けば行くほど、ドイツ語を話します。南のイタリア国境では、イタリア語が話され、アルプスのエンガディーン地方では、ロマンシュ語を話します。

例えば、ジュネーブからチューリヒまで汽車で横断すると、フランス語をしゃべっていた車掌が、ドイツ語に変わっていくのが分かります。もちろん、乗客が話している言葉もさっきまで、フランス語が多かったのが、次第にドイツ語が聞こえてきます。

スイス連邦は26州から成り立っていますが、国の政治は、連邦直接民主制を取っており、国会には3カ国語の通訳者がいます。
ドイツ語を話す人が過半数を占め、人口の65%、フランス語を話す人が、凡そ20%、イタリア語が6.5%、そしてロマンシュ語人口が3万8千人と云われています。

小学校から外国語教育が必修で、ドイツ語圏なら第一外国語はフランス語が、フランス語圏ならドイツ語が必須科目になります。
学校教育の中で、外国語を習得する時間が多く、学校卒業後は、人口比率から見ると、国際的な取引のある会社に勤務する人が多いので、外国語を話すのは、ある意味、日常茶飯事ともいえます。

スイスのすべての製品には、独仏伊語の表示が義務付けられており、汽車車内のアナウンスをとっても、最低3カ国語でアナウンスがなされます。

4.スイス国内で生活するのに、日本から必ず持参すべき持ち物は何ですか?

殆どのものは売っているので、困ることはまずないと思います。
ただ、電気のボルト(西欧州共通で220ボルト/50ヘルツ)が日本とは違うので、電気製品には注意が必要です。
個人により違いはありますが、一般的に日本から持っていくものを列挙します。パスポート(ビザ)、お金、クレジットカード、航空券、ラップトップ、常備薬、体温計、梅干し等の日本食(好みで)でしょうか。

5.スイスの天候はどうですか?

チューリヒやジュネーブといった主な市街地は、思ったほど頻繁に雪が積もりません。積もっても数センチです。
冬は、太陽が出ない曇りがちな天気が続きます。ただ標高が高くなればなる程、山岳地方の天気に近づき、よく晴れますが、雪も積もります。夏は、日本と比べて湿度がなく、乾燥した天気な為、快適で、30度を超える日は、あまりありません。日本から考えると、避暑地の天気です。但し、朝晩は涼しくなることが多いので、夏でもカーデガンや上着が必要です。

6.スイスは、自国通貨のスイスフランを使用していて、EUの中で孤島のような感じがしますが、ユーロも使えますか?

スイスは、EU連合やユーロ通貨統一に賛同せず、スイスフランを使用していることで、EU諸国のような不況には陥らなかったと言えるでしょう。
ただ、EUの取り決めには、足並みをそろえざるをえない部分が往々にしてあり、シェンゲン条約以降、欧州内パスポートの提示義務が無くなり、欧州各国からヒトの移動が大幅に増えています。

 スイス内でも、飛行場や国境付近、百貨店、高級ブティック等ではユーロが使える場所があります。もし、ユーロしかない場合には、
尋ねれば、受け入れてくれる可能性があるので、聞いてみることです。

7.スイスの食べ物はどうですか?

スイスのスーパーで日本と異なる点は、ヨーグルト、チーズといった乳製品や生ハムのコーナーが広いということです。
スイス人は、パンとチーズが好きなので、夕食でもチーズを使った食事を好みます。あとは、ヴルストといって、ソーセージや肉も好きですが、最近ではダイエットをする人が増え、野菜を多く取り、肉よりも魚を食べる人が増えてきました。

朝食では、ミューズリ(麦などの穀物を砕いたものとヨーグルトとミルクを混ぜたもの)が、よく食べられます。パンはおいしく、お米はイタリア米の他、日本米を含めた外米も手に入ります。スーパーでは野菜は欲しい分だけ、自分で量りに乗せて買うことができるので、合理的です。

8.スイス人はどんな国民性ですか?

頑固で、とっつきは、あまりよくありません。向こうから話しかけたり、親しみよく近づいてはきません。相手の様子をよく観察している感じです。その分、信頼がおける正直な人が多いかと思います。
山岳部にある、実直で、寒い地方の性格が基本にあるという感じがします。周囲は大国に隣接され、何百年と様々なヨーロッパの歴史を通過し、外国人が国中を往来するうちに、このような国民性が根付いたのかもしれません。

ただ、東と西、そして南では、多少街の雰囲気が異なり、ドイツ語を話す地方は、フランス語やイタリア語を話すところよりも、堅い、真面目、勤勉、時間厳守というところが際立っているかもしれません。言語や気候風土が変わると、街や人びとの気質も多少変わってくるということですね。

9.スイスの産業は何ですか?

意外に、一般的に知られていないのは、スイスは技術革新の国だということです。

特許件数が世界上位を占め、IMDの世界競争力ランキングでも、常に上位を維持しています。最も大きなスイス企業の一つにネスレがありますが、食品会社として、世界第1位です。化学薬品のノバルティス、ロッシュ、コモディティトレーディングのグレンコア、車両ディーゼルエンジンのABB、自動車部品等の機械工業、時計等の精密機械、医療機器、バイオテクノロジーや、UBSを初めとする銀行、観光等のサービス業等があります。

多言語が話せ、地理的にも欧州の中央に位置する利点から、輸出産業に特化し、大企業になれば成る程、隣国だけではなく、米国、アジア他世界と取引をしている多国籍企業がスイスにはあるだけではなく、欧州本部や支社として、有名な外資系企業も数多く誘致しているところが特徴です。

 

10. 滞在許可証は、どうやって取得出来ますか?

 

スイスで、滞在許可証を取得するには、面倒な手続きが必要になります。
スイスに学生として、あるいは転勤者として、3か月以上滞在する場合、必ず、滞在許可証が必要です。

他国と違い、スイスでは各州の権限が強いので、住まわれる州の当局に申請する必要があります。
学校で手続きをしてくれる場合もあります。

アパートを探す場合、住所がないと中々見つからないということもあり、滞在許可証と住居探しは、鶏と卵みたいな関係にあります。もし、自分自身でみつからない場合には、弊社がお手伝いするサービスがありますので、来る前に日本からでもご連絡頂くと、探すのに時間を取られずに済みます。