ポッドキャスト”未来授業”中沢新一氏のお話で思ったこと。

ポッドキャスト番組に”未来授業”というのがあります。

内容は、未来はどうなるか、について、各分野の専門家が、講義をするもので、その人が、あるテーマについて、どのように考えるか、を話すので、とても面白い番組です。

分かりやすく引用すると、”日本が世界に誇る各界の「知の巨人」「次世代の知のフロントランナー」を講師に迎え、未来の日本人たちへ送るアカデミックな授業をお届けします。若い世代が社会の主軸となる「10年後の日本」を生き抜く智恵を探ります!”です。

2018-03-15にアップデイトされたこの音声の番組の中で、思想家で人類学者の中沢新一さんのお話(第4回)が面白かった事から、それをご紹介し、感じたことを書きます。

テーマは、2020その先の東京、です。最新刊「アースダイバー、東京の聖地」で
2020年に向けて再開発が進む、築地と明治神宮周辺を取り上げました。
有機体のように日々変化する東京の街は、いったいどこに向かうのか。

https://www.tfm.co.jp/podcasts/future/detail.php?id=23762

 

この中で印象に残った内容部分を簡単に要約します。

”今の東京の再開発を見ると、伝統の原理を見ないで、破壊したり、頭の中で作ったイメージだけでただ作っているが、本当に東京が目指さなきゃいけないのは、一番重要な伝統の核心部に、新しい要素を組み込んで、進化系にしなくてはいけないこと。100年とかの大きいスパンで考えて、見て行かなければいけない。”

”明治~大正にかけて、西洋の文化や技術が流れ込む中で、明治神宮や東京駅を作ってきた人々は、皆ヨーロッパに留学した留学組で、日本文化が体内にセットされていたのを、ヨーロッパで学んできたこととをうまくミックスして、あの様な素晴らしいものが出来上がった。”

 

 私見。。。やはり、この体内の日本文化とヨーロッパで学んだことの「ミックス」こそ重要で、の言っていることのポイントです。どちらに傾きすぎても、ダイナミックで、未来に素晴らしいものは生まれないのです。

例えば、「洗練」という言葉を考えた場合も、まさに伝統とその時代の新しさやその他のセンスがミックスされることで、更に飛躍があるということでしょう。

海外留学を考えてみた場合も、同じで、ただ、そこで学習したことを西洋かぶれだけで終わらせずに、自分の中の日本とがミックスされることで、より一層高次の次元へもたらす技術だったり、アートだったりが生まれるのです。

西洋と日本の良さの両方を生かしてこそ、新たな可能性が生まれる。

留学生の皆さんにも、それをぜひ伝えたいと感じた放送内容でした。

 

近藤 美穂

スイスジャパンサポート

 


アグネスチャンさんの教育法から学ぶこと。

“日経デュアル”というメディアから、アグネスチャンさんの教育についてのインタヴュー記事が掲載されていましたので、ご紹介します。

そこから、私達が読み取れるもの、私が感じたことを書きたいと思います。

実は本にも書いていて、この記事自体は少し古い(2016年)のですが、分かりやすく書かれているので、ここに抜粋して、ご紹介します。

http://dual.nikkei.co.jp/article/086/87/

アグネスチャン「私は教育ママ宣言をします。」が、記事のタイトルです。インタヴュー(上)子どもの可能性を120%伸ばし、息子3人をスタンフォード大に入れたがサブタイトルです。

 

1.学校に通って教育が受けられること自体が「恵み」

水もなく食べ物もないアフリカの国を訪れたとき、「今、何が一番ほしい?」と親達に聞くと、 5人のうち4人は「うちの子を学校に行かせてください」と言いました。彼らは教育は子どもの将来への鍵だと考えているので、「今日食べるものよりも20年先にわが子が今と同じような状況にならないように」と願うんです。

日本の大学はお金がかかりますが、アメリカに比べるとまだ安いほう。無償の奨学金もある社会ですから、ぜひやる気を起こしてありがたく教育を受けましょう。私は皆さんに「教育ママ宣言」をしてほしいです。

2.“チャイルド・ファースト”を夫婦で考え、インター校を選んだ

学校のためでもない、親のためでもない「この子のためだ」という教育が一番大事だと思ったんです。そのときから既に国際化といわれていて、どこでも通用する人間を育てるためには国際的な心はもちろん、英語も必要かな、と。

それで最終的に、多くのインターナショナルスクールの中でも一番日本語教育に力を入れている西町インターナショナルスクールを選びました。当時横浜に住んでいたのですが、学校まで歩いて行けるようにしたいと、学校周辺で土地を探し引っ越しもしましたね。

3.スタンフォード日本人枠は空席 中国人、韓国人のほうが入学に熱心

―― アグネスさんのように、自分の子どもをスタンフォード大学に入れられたらいいなと思いますが、日本の学校へ行っていて、急にスタンフォードに入るのはやはり難しいのでしょうか。

アグネス うーん、やっぱり英語力が大切なので……。子どもに英語力をつけてあげれば、不可能ではないと思いますよ。学校としては全世界からバランス良く学生を集めたいと思っている。でも、日本人枠は空席。今は日本からの留学生は少ないので有利なんですよ。

―― 日本の留学生が少ないのはどうしてでしょうか?

アグネス 申し込んでこないからですね。最初から無理だろう、授業料が高いんだろうと諦めてしまう方が多い。あまり事情を知らないからというのも大きいでしょうね。

実際、日本には優秀な方がいっぱいいらして、国内の難関校の試験に通るんだったら、本気になればスタンフォードだって全然夢ではないと思うんです。英語力が大切と言いましたが、中国や韓国の留学生はいるけれど、正直言ってそこまでネーティブでない人達でも、その他の得意科目などでカバーして入れています。

4.「7帝大、12大、新卒入社」なんてスケールが小さい! 子どもの夢の幅を狭めているのは、親の想像力の乏しさ

―― そこまでネーティブじゃないアジア人も頑張って入っている。日本はどうしてもガッツというか、競争力の部分では負けがちなんでしょうか。

アグネス 親の想像力が足りないんだと思います。日本の親は「7帝大、じゃなければ12大学」など自分の中でスケールを決めてしまっている人がとても多い。

外国へ行かなかった人に理由を聞くと、「外国の大学に行ったら、戻ってくるときは就職が1年遅れになる」とか、要するに就職戦争の中に入れないとか、日本の大企業の中に入りにくいとか、そういう心配をしています。

でも実際は、私の友達やうちの子の友達も帰国後に日本で就職しているけれど、記者になったり、外資系の有名企業に営業力や国際性を買われたりして、とても高収入の子が多いんです。

「君はこれが向いている」「君はこれがいいんじゃないの」と勧めるのもいいけれど、子どもには無限の可能性があるんですから、スケールの小さい話をしないで「子どもが本当は何をやりたいのか」ということを聞いて、その子の夢を応援してあげてほしいですね。

27年前私がスタンフォードへ留学したとき、アップル社の試験的なコンピューターを2歳半の長男が触っているのを見て、正直言ってこんなの本当にはやるのかなって横目で見ていました。

当時Eメールとかも分からなくて大変な苦労をしたんですが、当時からすると今は想像をはるかに超えた世の中。 DUAL読者の子ども達が社会に出ていく20年後もきっと親世代が想像できない世界が待ち受けているのです。

親の限られた想像力で子どもの将来を決めない、夢を小さくしないということもすごく大切です。いつも最先端を目指したほうがいいと思います。

5. 英語は知識を得るための必要ツール。第二言語として習得すべき

―― 日本の7帝大、12大を出て、同じような黒いスーツを着てリクルート合戦というのは、アグネスさんからすると、子どもの可能性に蓋をしてしまうように見えるんですね。

アグネス 日本にもとても優秀な企業がたくさんありますし、子どもがすごく望んでいればそれで十分だと思うんですけどね。でももう少し、子どもに対して可能性や夢の幅を広げてあげてもいいかなと思うんですね。

英語だってすごく好きな子もいれば、どうしても受け付けない子もいる。得意なことはどんどん伸ばしてあげればいいと思うんです。

英語を学ぶのはもちろん大人になってから有利ということもあるけれど、世界の知識のほとんどは英語に訳されているので、活用できるなら知識量がものすごく増えます。

さらに、やっぱり世界で一番多く話されている言語ですよね。私は第二言語を学ぶのであれば、まずは英語かなと思います。

―― 「夢の幅を広げる」というのは、アグネスさんご自身もお母さんになられてからスタンフォードに留学されています。ものすごく貪欲に勉強されたんですよね。

3人の息子さんをスタンフォード大に入れたというのももちろん偉業ですけど、まずお母さんご自身がスタンフォードに入っているということ自体、頭のいいご一家なんだというのが実証されているようです。

 

私見。。。「7帝大、12大、新卒入社」なんてスケールが小さい!子どもの夢の幅を狭めているのは、親の想像力の乏しさ、という箇所に共感します!

日本だけにとらわれていたら、想像力は広がりません。小さいころに海外に行かせて、ダイナミックな世界を見せることで、子供の想像力はたくましくなって、どんどん広がりを見せて行きます。

もちろん、国際結婚して、国境を跨いで活躍しているアグネスチャンだからこそ、インターナショナルな想像力が簡単に描けたこともあります。

親御さんが日本しかよく知らなかったとしても、子供の可能性を広げていくことは可能です。

そこはエージェントがお手伝いして、教育ママのアシストをします。

鎖国が続いた日本の歴史からは想像がつかない程、今やハイスピードで、海外との関係が進んでいます。ユニークな視点を持つことの重要性は、今後益々必須となり、それは海外留学という体験によって培われ、磨かれていきます。

日本の将来や未来を担う子供たちには、ぜひ、海外体験をして欲しい!と強く願っています。

近藤 美穂

スイスジャパンサポート


海外留学の神髄とは?

あるカウンセラーがラジオでも話していたのが、印象的でした。

それは、”誰でも才能があるが、それを一生の間に自分で自覚して見つけて、生かす人は少ない。

よほど、地殻変動でも起きない限り、平凡なまま、見出すに終わってしまう。地殻変動とは、

近親者が亡くなったり、離婚したり、失職したり、思わぬ出来事がそのきっかけになることも

ある。が、海外へ行ったり留学することで、それが起きることがある。”、という話です。

 

若いころに、将来本当にこれをしたい=というのが見つかるのは、限られた人に起こることと

言いますが、親にある程度の経済力があれば、子供のうちに、海外留学も含めて様々な経験をさせ

ていくことで、それを見出す環境を与えてあげることは可能です。

 

親はきっかけを与えてあげて、海外留学のスタートが早ければ早いほど、一生をかけてしたいこ

とが見えてくるはずです。

 

私の思う海外留学の究極の目的は、西洋かぶれになるのではなく、西洋で学習したものを、

日本に戻って来た時に、日本的なアイデンティティと日本的な体内のコアを融合して、創り上げる

ことだと思います。

留学は、西洋の教育システムで、英語を通して教科を学ぶわけですが、それは道具に過ぎませ

ん。それを使って、卒業後どうするのか、実社会で利用して、それを土台に進化させていくのがそ

の子供や人のクリエイティビティにかかっています。

 

海外に生活するというのも同じです。

ただ、その国に住んで馴染むだけでは何も生まれません。長く住めばいいというわけでもなく、そ

の人がその環境にいて、どう解釈するかにかかっていると私は思うのデス。

日本というバックグランドや今までの経験を生かして、その土地のものとミックスしなかったら、

あまり意味がないと思います。

だから、言語がいくら話せても、それで、、、それを使って何をどうするのか?

の方が重要と私は考えます。

 

日本の中にいると、価値観の多様性が想像出来なかったりするので、子供にはその子が健康で、

少しでも英語が出来たり、興味が持てたなら、一度は、夏休みだけでも構わないので、海外へ避暑

を兼ねて送り、様々な国の子とコミュニケーションして欲しいなと願います。

 

きっと、留学することで、今まで気づかなかったことに気づけたり、体験出来ると思います。

 

スイスジャパンサポート

近藤 美穂


「小学校の英語教科化」が直面する4つの課題」東洋経済オンラインから~

「小学校の英語教科化」が直面する4つの課題

 

東洋経済オンラインで目にしたのが、こちらのテーマです。

ラボ教育センター 教育事業局長、木原 竜平 という方が、2017年12月21日付で書いています。

http://toyokeizai.net/articles/-/201962?page=2

 

これを読むと、日本の小学校から英語を学ぶ背景に、現場の先生たちの大変さが伝わってきます。

以下ポイントをここで抜粋して概略をご紹介してみます。

 

2020年、日本の英語教育に大きな転機が訪れます。

この年から、小学3、4年生では外国語活動が、5、6年生では外国語科が始まるのです。日本の公立

学校では外国語とはすなわち英語ですから、2020年からは、英語が小学校で教科に「昇格」するわ

けです。

とはいえ、英語活動は教科ではないため、教科書もありませんし、成績もつきませんでした。さ

て、今回文部科学省が発表した新学習指導要領では、英語は教科になるため、教科書が用意され、

通知表にも成績がつくようになります。

これまでの活動では、英語に「慣れ親しむ」ことが目標でしたが、教科では「できるようになる

(定着する)」ことが目標となってきます。そして小学3、4年生では、これまで小学5、6年生で行

われてきた英語活動が必修となります。

1つ目は、小学校で英語を学ぶ意味が明確でないということです。

「グローバル化=英語化」であるとあおり立てるような教育では、これからの社会の中で真のグ

ローバル市民として活躍する子どもたちを育てることはできないでしょう。

英語さえできればグローバル市民になれるというわけではありません。

グローバル市民を育てるには、何よりも世界の多様性、人間の多様性、言語と文化の多様性を認識

する教育が必要です。いま一度小学生年代で英語を学ぶことの意味を、学校や保護者が把握し、社

会全体で共有する必要があります。

 

2つ目は、教科書と教え方の問題です。

文科省は今秋、新要領に対応した小学5、6年生の教科書『We Can!』(2020年までの移行期間向

け)を発表しました。たとえば、新教科書では(小学3、4年生での英語活動も踏まえたうえで)耳

で聞いた英語音声を読む・書く活動を行うことになっています。

 

3つ目は、指導者研修の問題です。これまでの小学校教員の中で英語の指導を学んだことのある人は

ほとんどいません。現場の先生たちに調査(文科省2017)すると、小学校教員で英語教員免許を

もっている人はわずか5%です。また、海外での留学経験のある先生も5%でした。

もう1つは、評価の問題です。前述のとおり、英語活動から英語科になると、通知表に評価がつくわ

けですが、前例がないだけに、評価の基準を設けるのは容易ではないはずです。

・_____・_____・_____・____・_____・_____・_____・

 私見。。。この記事の小学校での英語教育導入について、個人的な意見は、「ようやく、やっと

そこまで来た!」という感じがシマス。

よくわかっていらっしゃる親御さん、弊社のお客様であれば、小学校の夏休みのうちから、毎年、

スイスのサマーコースへお子さんを送って、実践と避暑を兼ねて、すでに体験させているからで

す。

とりわけ将来、お子さんに経営者として、家族経営を継いで欲しいと望んでらっしゃる親御さんと

もなれば、普通の学校教育がやることを待っていられないので、もう素早く行動に移していらっ

しゃる、ということなのです。夏休みの後は、正規留学させるというパターンも、もちろんあります。

日本の学校教育を否定しているのではなく、いいところも沢山あります。

日本の中だけにいても、価値観が多様化されないので、日本の子供たちこそ、若い時に、海外経験

をさせてみることで、いい刺激になるし、行動力もついてくると思います。

まずは、欧州という遠い場所へ来ることで、外国イコール米国、外国語イコール英語、外国人

コールアングロサクソン系だけではないことを知って、体験して欲しいです!、更に、欧州文化歴

史にも触れて欲しいですね!

英語はあくまでもコミュニケーションツールなので、外国に来たら、綴りと文法ばかり気にする

のではなく、世界の国から来ている子供たちと触れ合うことこそが最初の目的です。

 

スイスジャパンサポート、近藤


カナダと比較して、スイス留学の醍醐味とは?

カナダのバンクーバーで暮らしていた人と話をしていて、スイスの場合と比較して思ったことがあります。彼女が留学生と関わって現地で仕事をしていた当時の生活と、スイスとを比べた時の印象です。

1. 共通点

  •  まず、冬の寒さはあまり変わらなかったりするそうです。カナダもスイスも冬は、 ウインタースポーツが盛んで、スキーやスノボ―をして楽しみます。場所によっては、カナダの方が気温が下回る様です。
  • 交通機関が便利で発達しているので、バンクーバーの様な町では、車がないと移動できないことはないということで、スイスもそうです。

 

2.今度は、例えば、日本からの留学生について考えてみた場合、どちらの国へ留学した方が勉強になるか?と思って、聞いてみました。

すると、結論的には、スイスの方が、刺激がある、と言われました。なぜか?

 

まず、概して、カナダ人はフレンドリーといいます。これは、統計からも周知の通りで、私自身のカナダでの体験もそうです。

更に、バンクーバーには香港からの移民が沢山住んでいます。そこで、カナダ人は、彼らの英語にも慣れているので、変な顔をしないで対応してくれる、とのことです。

それを考えると、欧州のスイスでは、話されている言語は、公用語以外にも沢山あり、移民だけでなく、難民も沢山います。 どの人と話すかによって、バックグランドの歴史や文化があるので、ただフレンドリーというよりも、言語だけではなく、どう対応するかというコミュニケーションスキルが必要になります。つまり、誰と何をどんなシチュエーションで話すかを、意識して、コミュニケーションする必要があるのです。

これは、スイスにある多国籍企業でも同じで、ミーティングの際に、参加するメンバーを見て、ファシリテーターが、「さあ、今日は、スイス語にしますか、ドイツ語で話しますか、とか、英語にしますか?」、とか、まず言語の選択から入ります(私自身の経験から)。

多民族国家なので、こうやって、組織内のコミュニケーションが機能します。

スイスはヨーロッパの真ん中に位置するので、ヨーロッパ系の人が多いのは当然です。統計的に、スイス人の3人に1人は、外国にバックグランドを持つ親の下で育っています。言語の裏には、文化歴史があるので、ヨーロッパの国がモザイクの様に成り立っていて、スイスはその中でも特に、様々な国際色豊かな人々が住んでいます。

そんな様々な文化や歴史が背景にある国々の子供たちが、ボーディングスクールに集まって来ます。もちろん、他の大陸、北アメリカ、南米、アジアからの生徒も来ます。

その国のバックボーンをリスペクトすることが、国際教育のベースとしているので、一つの国で、単にフレンドリーに接していればいいという単純な公式は当てはまりません。

世の中、グローバル化が進んでくると、ネイティブ以外の人が英語を使って、コミュニケーションする機会が増えます。例えば、ヨーロッパ人同士は、ビジネス等のシチュエーションで英語を使ってコミュニケーションします。その国のアクセントや訛りがあっても、何を話すかが重要なので、あまり気にしません。

ということで、今回は、コミュニケーションについて、少し書いてみました。

 

特にスイスのボーディングスクールでは、1.英語は、ネイティブの先生が教えるが、ツゥールとして、ネイティブのものだけではない、2、現地で他の欧州言語(フランス語やドイツ語等を選択または義務)も同時に習い、覚える、3、日本人としてのアイデンティティ維持とIB学習等の為にも、日本語学習を持続することが理想的、というポイントがスイス留学の特徴となります。

 

近藤

スイスジャパンサポート

 

 

 

 

 

 

 

 


小泉進次郎氏の対談抜粋~海外留学の重要性~

“これから、日本には「人生100年食堂」が必要だ”と題した、
特別対談:リンダ・グラットン×小泉進次郎が、東洋経済新聞社のオンライン記事(2018年01月01日付け)に掲載されていました。http://toyokeizai.net/articles/-/202617?page=6

興味深い内容だったので、ここにご紹介します。

まずは、この対談に至る紹介を記事より抜粋です。『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』の著者で、英国ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏。そして、自民党「人生100年時代戦略本部」事務局長で、『人生100年時代の国家戦略』に500日間にわたる激論の様子がつぶさに描かれた小泉進次郎衆議院議員。英国の心理学者と日本の政治家という異なる立場から、超長寿化に向かう日本社会の問題点と制度設計について語り合う。

ここでは、特に小泉氏の海外留学に対する見解について述べられている点を抜粋してご紹介します。

小泉:僕は3年間、アメリカで生活しました。大変だったのは、静かにしていることは、評価されることではないということです。自分自身を変える努力が必要だった。大事なのは、英語がうまいかどうかではなく、自分が何を考えているのかを伝え切る努力をすることでした。そして、手を挙げること。私はここにいるという証明をすることです。

海外留学をして、真の多様性とは何かということも理解しました。僕はよく若者たちに「自分が外国人になる経験をしよう」と話しています。自分が外国人になる。つまり自分がマイノリティになるということです。

すると、いままで当たり前だと思ってきたことが、当たり前ではなくなり、日本の常識や価値観は、ワンオブゼムだと理解するようになる。語学を学ぶ以上に圧倒的に大事なことです。

グラットン:おっしゃる通りです。経験の幅を広げ、他国を知るだけでなく、自分がマイノリティになる、これはとても重要なことだと思います。100年生きるのならばそのチャンスがあります。ぜひ若い人々には旅行してほしいと思います。日本が世界標準のものをつくろうと思ったら、まずは世界を理解するところからはじめなければなりませんから。

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このように、小泉氏の留学経験と海外留学の大切さについて語っており、同感です。言語のうまさそのものではなく、中身を鍛えること、どう伝えるか、自分が外国人になる、といった経験をすることの重要さを話しています。

皆さんはどう思われましたか?

スイスジャパンサポート

近藤

 

 


東洋経済から:“日本の学校教育が国際的に全然悪くない理由” 教育研究者ルーシー・クレハンについて、私の経験を交えての考察

東洋経済から:“日本の学校教育が国際的に全然悪くない理由” 教育研究者ルーシー・クレハンについて、私の経験を交えての考察

 

東洋経済に、日本の教育と外国の教育との違いについて言及している記事(2017年11月2日付)がありましたので、ご紹介しながら、私自身のスイスでの経験から書いてみます。「」は記事の引用文です。

 

まず、西欧の公立小学校から、学力別にクラス分けをしています。この記事では、イギリスの学校がそうだ、と書かれていますが、ドイツやスイスでも同じです。つまり、日本よりもシビアな面があります。

日本の中学校の校長先生が、日本でそれをしない理由として、「日本には、万人に等しい教育を受けさせるという非常に強い信念があります。そういう伝統なのです」と言っています。

また、記事の中で、「努力によって物事は達成されると考える日本の子どもたちは、失敗したときにも、その失敗に刺激されてさらに頑張る。西欧の普通の子どもたちとは正反対だ。」と指摘しています。この辺の話も、私は子育てをして来て、西欧で経験しています。

次に、塾についてですが、スイスの公立の小中学生でも、個人教授式の塾はあることはあります。昔、私の娘の同級生の母親が、彼女の娘が高校へ行く進学コースの成績に若干届かないというので、塾へ通わせていました。

但し、スイスの場合も、この記事と同様に、日本の親が思う様な、“努力すればかなう“とは逆でした。向うの両親も、進学かどうかについては、ある程度、すでに決まっていると思っている感じが強かったです。ですから、日本の様に、多くの子供を塾へ通わせることはありません。

記事では、日本的な考え方としての違いが、結論的に書かれています。「日本の子どもたちも、人によって生まれつきの能力の違いがあることを認識してはいるが、それより努力のほうが成績を上げる力があると考えているのだ。」

この様な記事の内容と、スイス現地での語学学校の経験から、私が思ったことは、“日本の学校はクラスの中レベルに合わせるが、スイスの場合は、むしろ出来る生徒に合わせる”、という違いが見受けられることです。

日本の場合は、多数派である、中レベルに合わせることで、クラスの平均点を上げます。

それに対して、スイスの様に、出来る生徒に合わせた場合、出来る生徒が暇になることはありませんが、出来る人と出来ない人との差が開きます。

但し、こちらの公立学校では小学校高学年から、すでに学力でクラス分けされるので、そういう意味では、差が開きすぎる前に、クラスが変わっているということになります。

また、学力別にクラス分けされてからも、あとから頑張って、進学クラスへ行くという場合もあります。

スイスの公立の小学校でさえ、まれではありますが、1年早熟に入学させる事もあります。但し、それには、教師が相当に調査検討をしてから、決断をします。その逆に、小中高校でさえ、落第も存在します。落第は小学校から意外とあります。

又、スイスのボーディングスクールでは、例えば、算数が出来る生徒には、どんどん次のレベルへ行かせて、年齢より上の内容を学習させる学校もあります。小学生でも数学だけ、中学生の教室に座っているという感じです。これは、少人数制で、個人に対するケアが豊富な為、可能になります。

私は個人的意見として、出来る子には、どんどん次へ進ませてやらせるという方法には、賛成です。

もちろん、その子の得意科目に対してであって、体育やクラブ等は年相応に行います。その理由として、他の子がわかるまで、待っているのは、実際、つまらなく、その子の時間の無駄になるからです。

ここで垣間見た、これらの西洋と日本の教育の違いは、全体のレベルを上げるのか、個人の得意科目のレベルを上げるのか、ある意味、集団主義的教育と個人主義的教育かの違い、とも言えると思います。

日本と西洋の教育の大きな相違は、つまり、当然のことですが、ここが大きなポイントになります。

お子様の留学を考える前に、こういったことも念頭に置き、もう一度、そのお子さんに適しているのはどこなのか、検討されたら如何かと思います。

近藤

スイスジャパンサポート


スイスボーディングスクールの選び方~その1

時々、日本からいらっしゃる親御さんとお子さんに同伴して、スイスのボーディングスクールへ、

学校見学に行きます。

最初から日本でよく調べられて来る方が殆どで、日本で映像やサイトを見て、どの学校にするか、

決めて来られる方も多いです。もちろん、人からの情報もあります。

それでも、本当にそこでいいのか、と思うのは当然です。

 

”百聞は一見にしかず”、とはよく言ったもので、動画でさえ、実際に行った時のイメージとは少なからず

異なることがあります。

それは、”その場の空気感”というものは、現地のそこへ行かない限り味わえないものだからです。

日本でご相談の際に、私は、”是非、一度スイスへご家族で見にいらしてください。”と言います。

行くのは子供なので、どれにするか、自分ではっきり言えるお子さんなら特に、一度は来て、

確信をもってから決めた方が正解です。

よく画像を見て来た方でさえ、”大体イメージ通りだけど、もっと~だと思ってた、etc”.と言います。

出来れば、サマーコースを一度試してみるのもお勧めです。

 

スイスって田舎なんだ、ということが来てみてわかると思います。

”こんな田舎にテロがあっても、牛に当たるのが落ち”、と言った人もいました。

日本人は、ヨーロッパ=テロというなので、来ると安心するみたいです。

 

スイスジャパンサポート

近藤

 


世界標準の子育て(船津徹著、ダイヤモンド社)について

 世界標準の子育て(船津徹著、ダイヤモンド社)についての紹介が、ネットで掲載されていたので、ここにご紹介します。(lifehacker Yahooニュース8月2日付から抜粋)

著者は、日本の金融会社、幼児教育会社を経て、英語教材制作会社を立ち上げ、その後、米国に移住し、現在は、ホノルル、ロサンゼルス、上海で英語学校を経営しているそうです。

著者が預かってきたアジア諸国出身の子供達は、のちにハーバード大学やイェール大学に進学し、グローバル企業で活躍中。しかし、彼らは初めから優秀だったわけではなく、ではどうやって、挫折や自信喪失を経験しながら、それを乗り越え、克服してきたのでしょうか?

その時支えになるのが、”困難に負けない「強い心」です”。子供が勝手に身につけるものではありません。育て方によって身に着く、後天的な資質なのです「はじめに」より。

タイトルになっている「世界標準の子育て」の根幹となる3つの条件は、「自信」「考える力」「コミュニケーション」だそうです。

第一の「自信」について

子育ての中の3つの条件の中で最も重要なのがこの自信です。子供の自信を強くすることが出来れば、子育ては90%成功したと言っても過言ではないそうです。「自分は出来る!」という自信が、環境の変化にもへこたれない、挫折もばねに出来るタフネスの源になるというのです。

性格的にも自分は、「できる」と心から信じられる子は、勉強、スポーツ、人間関係に積極的で前向きになるもの。新たなチャレンジを恐れず、勇気と根性に満ち溢れた子供に育つということ。

自信の源泉は、子供が自分の意思で取り組んだ時、「自分の力で出来た!」と成功体験に基づいて生まれるもの。ところが、「人に迷惑をかけないこと」、「集団のルールを守ること」と重んじる日本の子育てでは、子供のやりたいことを自由にやらせるよりも、子供の行動を制限しようとする場面が多いというのが現状です。

母親の過干渉、手出し、口出しが多い日本ですが、子供のやる気をつぶさない様に配慮することが大切だそうです。

第二の条件、「考える力」

変化の激しい時代こそ、自分で考えて判断する力が強く求められるということ。情報を見極める力、常識を疑う力、未来を予測する力、多面的に考える力、自分の思考を検討する力など「考える力」が育っていなければ、氾濫する情報や社会の変化に振り回される人生を送ることになってしまう可能性ががあります。

キャリア面でも、一生懸命勉強して、いい大学に入り、いい企業に就職する、という考え方は通用しなくなっています。そこで、子供達は、これまでの常識や価値観の中で生きるのではなく、自分の人生を自分の力で、開拓しなければならないということ。自分の強みを知り、「どんな人生を歩みたいのか」、「それを実現する為にどう行動すべきなのか」の答えを得るために、「考える力」が必要になるということです。

しかし、日本の学校教育の主流は、知識の詰め込みで、答えが決まっている問題の解き方指導をしていて、「考える力」が育ちにくいのも事実。知識は必要だけど、「知識をどうかつようするか」、「答えのない問題をどう解決するか」を考える力の育成こそ重要視されるべきと著者は述べています。

日本の学校教育のように数値で評価できる知識やスキルをハードスキルと言い、明確に数値化できないものをソフトスキルを言います。それは、すなわち、論理的思考力、分析力、批判的思考力、問題発見力、問題解決力等、テストのOXでは評価出来ません。

今、世界の学校k療育の主流は、このソフトスキルです。答えのない問題にどう取り組むべきか、考える技術を教えることが、学校の役割だと考えられているということ。

 第三の条件、「コミュニケーション力」

多様な文化や考え方が出て来ることで、コミュニケーション力は大切になってきています。

意思疎通が出来ない、人間関係が作れない、仕事がスムーズにいかない等、コミュニケーション力がなければ、多くの障害が生まれて来るもの。人生の選択肢を広げていくには、どんな環境になったとしても、周囲の人達と信頼関係を作る為の、コミュニケーション力が必要だという考え方。

この本は、子供達をエリートにするための本ではありません。

「この先どんな環境になったとしても、子供達がたくましく、希望を持ちながら、自分らしい人生を生きていってもらうために、私たちはなにをしてあげられるか」という考え方が提示されているとのことです。

この書評を読んで。。。

この書評を読んでいて、まさに、今多くの母親が直面していることに、3つの答えを提示してくれている感じがしました。と同時に、私から見れば、これらの条件は、まさにスイスのボーディングスクールで習う事と等しいのです。

ボーディングスクールでは、うちではこんな子が欲しい、とは明確には言いませんが、まさに、ここでいう、「自信がある子」を彼らは自分の学校に呼びたいのが本音です。あとの二つの条件も、理にかなっていて、英語がある程度話せて、自分で考えて行動できる子供です。

ある程度の土壌があれば、あとは、学校で更に、これらを訓練して学んでいくのです。日本の土壌で、これらを習得していくのは、少し難しいので、お金の余裕がある家庭では、ぜひスイスに留学させる選択肢も考えて頂きたいと思います。

スイスジャパンサポート

近藤

~スイスボーディングスクールへ行かせた親としてのアドバイスが

役立てていただければと思います。