カテゴリー別アーカイブ: 日本人にとっての留学の重要性

海外に住んでいて残念だと思う事。

日本にいて、日本の社会にどっぷりと浸かっていると気づかないことが、外国から俯瞰して見ることで、日本について気付いたり、思ったりすることも多々あります。

最近、中国の企業進出が躍進して来ると、日本企業の影がどんどん薄れ、ヨーロッパのスーパーや百貨店では、中国製のモノばかりが並んでいます。日本人が日本へ行って、炊飯器を下げて帰ってくるならまだしも、こちらの人がオンラインで、日本製の炊飯器を購入したいと思うようものなら、簡単ではありません。

ヨーロッパに長年、25年も住んでいると、日本の経済は、失われた20年来、どんどん後退している、つまり、日本は覇気が無くなっていると感じて、残念で寂しくさえ思います。

逆に中国は勢いを増して、ドイツやスイスなどの企業買収をしています。

これと平行して、スイスのボーディングスクールに来る中国人生徒の数もかなり増加しています。

中国からは授業料が高くても、相当数の生徒がスイスに集まって来ます。日本人の生徒の場合と比較してみると、日本人の定員には、まだまだ余裕がありますが、中国人の場合は、来たくても国籍割り当てで、切られてしまう程です。

つまり、中国は企業進出の勢いだけに終わらず、若い人員もどんどん海外へ来ているのです。もちろん、人口の規模の違いもありますが、中国の勢いというものを感じずにはいれません。

日本に必要なのは、元気ある、勢いですが、それは、若い人たちが持つ未来のエネルギーでもあります。

日本は教育面から活性化されてこないと、新しい発想が生まれて来ません。

それには、やはり、若いうちから海外に行ける人は行って、異なる視点から世界を見て来ることが、重要です。 どんどん、海外へ来て、今世界の中心である、西洋を見て欲しい、と心から思います。

ボーディングスクールへ来ると、日本の子供達が言うのは、食事についてです。日本は世界一美味しい国なので、寮生活の食べ物について、言ったらきりがありません。

 やる気の有る子には、ぜひ、海外の学校に来て、ダイナミックな世界の動きを体で感じて欲しいと思っています

スイスジャパンサポート

近藤

 

 


ますます、海外とのやり取りが重要になっている日本。英語脳の必然性。

ここで、東京からスイスに戻って感じたことを書こうと思う。

今の日本を外から垣間見て来て思うのは、これからの日本、益々海外とのやり取りが重要になっている、というのを改めて実感したことだ。はっきり言って、少し危機感を感じて帰って来た。

これは、日本にいても、当たり前に感じることだと思うが、日本という国の変遷を見ると、この当然のことが、社会で受け入れられないという、一頃は、海外から帰国しても、あまりいい目で見られないとか、そういうこともあった。

今や、コンビニとかレストランには、アジア系の人が働いているし、外国人観光客が押し寄せているという光景だけを見ても、この国に昔、黒舟がやって来た以上の変革期を迎えている。

そんな中、特に、将来リーダーとなるような職業につくであろう、子供たちには、ぜひ、できるだけ小さいうちに世界から日本をみる眼を持ってほしいというのが、私の願いだ。だからこそ、私はスイス留学サービスを始めた。

日本だけにいたら気づかないことが、海外から日本を見ることで、たくさんの気づきや刺激があるし、世界中の子供たちと一緒に体を使って接しているうちに、コミュニケーションとしての英語の重要性もわかってくる。

将来、海外で住まなくても、日本にいるだけでも、これから更に外国人が増えて行くのだ。今まで、日本の歴史には現れなかった、外国人との接し方、異文化コミュニケーションを 日本人は、これから学んでいかなければならない。

だからこそ、子供のうちに、まずは夏休みサマーコースから手始めに、プチ留学体験をしてほしい。

スイスという利点は、安全安心な国、しかも、世界数十カ国から多くの人が集まる国際的な土壌、欧州の文化・歴史に触れながら、自然の中で互いに体も鍛えながら、数週間という短期間のうちに、一気に世界中の子供たちと友達になれることだ。

国際的土壌とは、つまり、世界の縮図のように、ジュネーブという国際都市がそのいい例であるが、様々な国から国際会議にその代表者が集まってくる上、欧州本部としての機能もある、多国籍企業が密集している。

やって来る子供たちの両親は、スイスに住んでいる人達ばかりではない。元々良い教育を受けさせたいと願う富裕層や貴族や経営者の子息子女達が、100年以上前からスイスの国際寮制学校へ送られてきた歴史がある。

そのような環境は、中々他の土地では見受けられない。北アメリカやオセアニア、そして英国といった英語圏は、スイスと比較した場合、国際的とはいえず、その国の方式や慣習に従わざるを得ない為、大半が自国の子供たちの中で、外国人留学生の子供は、それをマネするこに懸命になることに必死になり、第一フェアではない。

日本人がクイーンズイングリッシュになる必要はないのだ。スイス人の子供が少数しかいない、スイスの国際寮制学校なら、その国のアイデンティティを保ちながら学び、生涯、グローバルネットワークが得られる。

米国や英国へは、自分の頭で判断できるようになってから、大学から行っても遅くはない。

アジア圏へ留学する子供たちもいるが、アジアは日本から近いので、大人になってから、いつでも行ける。まずは、ヨーロッパという近づきがたい、文化・歴史のモザイクの地へ行き、頭の柔らかいうちに、英語だけに限らず、仏語や独語もついでに学習し、様々なことを吸収すべきだと思う。

今週、あるボーディングスクールに立ち寄る機会があり、アドミッション責任者と話をしていて、私は次の質問をした。「日本人生徒の問題は何ですか?」彼女は、それに対して、次の様に答えた。「特に大きな問題はありませんが、日本人学生には2つの特徴があります。1.日本人同士、集団で固まる傾向があります。2.インターグレイトするのに、他の国の学生より、時間がかかります。」

これは、まさに、日本社会の時代の子としての、日本人がそのまま見えてくる。日本の皆で一緒に仲良く~という集団主義(個人主義との反対)と英語の習得に時間がかかることや、西洋のシステムが日本とは全く異なるからだ。

日本の文化を維持しつつ、もうひとつの英語脳という、世界の人たちとうまくやっていける引き出しを、ぜひ、子供のうちに、海外留学によって、頭の中に組み込んでもらいたい。つまり、日本的な頭脳と、海外向けの頭脳という、2重構造の国際人がたくさん生まれてくれれば、将来の日本も捨てたものではないと、私は思う。

 


15歳が決断した単身留学の記事について。

東洋経済紙に掲載された、「15歳が決断した、単身の海外寮生活~中学生が半年のマレーシア生活で得たもの」という記事について、ご紹介したいと思います。(東洋経済オンライン2014年9月28日付け)http://toyokeizai.net/articles/-/49111?mm=2014-09-29

この記事を読んでもらえれば、内容は一目瞭然なのですが、留学された方の留学までの経緯と、その後のご自身の進路の選択へ至った視点が、大変分かりやすく書かれているので、ここでご紹介したいと思います。

小学校から英語に力を入れている学校に通っていた、中学生15歳の林玲美さんは、お母さんのインドネシア転勤に伴い、公立の学校に行くか、決断を迫られていた、と書かれています。

「日本の中学では弓道部に入り、毎日楽しく暮らしていた」そうです。では、彼女の留学への背中を押したものは、何だったか?

「ただ、いつも同じ事の繰り返しであることが気になっていた。後から思い出すと、同じような毎日がずらーっと並んでいて、何もせずに時間を無駄にしたような喪失感がありました。勉強も何も、何のためにしているかわからない。飽きて、面倒くさくなり、適当に流していたのですが、でもそんなの嫌だなと思うようになりました。毎日は楽しいけどこれじゃ人生がつまらないと。ならば、自分で人生を面白くしようと思ったのです」

林玲美さんは、それならば、自分のためになる海外留学をと考えた末、東南アジアの学校を自分で調べ始めたそうです。結局、調べた末、マレーシアの学校へ留学することになったそうです。

ここで、自分でコンタクトを取って、学校選びをしたのもすごいですね。

そうやって、一つの学校に決めて入学。そこで、半年間英語漬けに。はじめは苦労の連続だった。「とにかく1日が困惑と混乱と新発見と学びで猛烈なスピードでブワァーって過ぎて行く感じです」と記事の中にあります。しかし、英語以外の算数や理科のレベルはあまり高くないことに気づいたそうです。

その後、軽井沢のサマーコースで彼女が気づいたことは、帰国子女の人たちの英語のレベルの高さや、英語よりも中身をしっかり磨かないといけないこと。「私の夢は小説家か翻訳家になることですが、そのためには英語だけじゃダメだ、と。そして学問に関しては日本語で学んだほうがいろいろと効率的だということに気がついたのです。それには、日本の都立高校に入って、、、。」と自分の夢に向かって、色々な目標が設定されて行きます。

こうやって、色々な経験をする毎に、彼女は、自分で選択を行い、目標を設定しているところが、未だ15歳なのに、すごいですね。

「結局マレーシアにいたのは半年間だけでしたが、この半年はすごく重い意味のある半年にできたと思います。英語も上達しましたが、やはり住んでみないとわからないことがたくさんあると痛感しました。自分の進む道を自分で選ぶことに対して、無理を聞いて応援してくれた両親にはとても感謝しています」と振り返る。

最後に、記事の中で、玲美さんのお母さんのコメントを紹介する。

マレーシアへの留学を経験して娘はたいへん成長しました。夏休みの帰国時には困っている人を見かけると国籍を問わず、直ぐに助ける行動ができるようになっていました。どんな場面でも人に質問したり説明することもためらわなくなり、以前のような冷めた発言が身を潜めていたので、私はとても驚き心から嬉しくなりました。英語も上達しましたが、人間力、コミュニケーション力の向上は想像以上の結果でした。マレーシアの国民性と娘に関わって下さった皆様に感謝します

 ここで、私この記事から書きたいことは、短い留学期間でも、彼女の大変だったけど、幾つかの気づきがあった海外経験を、次のステップに生かして、更なる目標設定に変えていったことです。そのプロセスによって、自分を開眼していくきっかけとなり、自分は次に何をすべきか?という選択を自分自身で決断しているところは、素晴らしいと思います。

留学の醍醐味は、まさに、その子供自身が、今まで見えなかった色々な気づきが芽生え、自分の人生を切り開こうという姿勢だと思います。全く違った世界に身を置くことで、自分をある種客観的に見れる視点に置いて、自分を揺さぶる刺激になります。

 日本の日常生活では、近視眼的で、流していた日常が、別世界から自分を見つめられて、大きな視野から自分の位置を捉えることができるようになったのです。

ちなみに、ここで、スイス留学と、他国マレーシアや英国、米国など、大半の留学の違いについて、ご参考までに、記述しておきます。外国人の留学生は少数派になり、留学生にとっては、結構大変です。それは言語そのものに苦労するというだけでなく、その国や学校の風土に合わせなければならない立場になるからです。

その点、スイスの私立学校に留学すれば、スイス人は殆どいませんから、世界数十カ国から子供たちがやって来て、英語を学ぶこともフェアに学習できます。先生は、もちろんネイティブなので特に子供の留学をされるには、お奨めです。つまり、インターナショナルな雰囲気が特徴です。

子供の年齢が若いうちは、スイスという環境が良く、フェアな立場で、世界の子供たちと学べる留学をするのが、私は理想的だと思います。ある程度大人になり、英語もしっかり出来るようになってから、英語圏や日本から近いアジアやオセアニアに勉強に行かれては、如何でしょうか?

 

 

 

 


錦織選手の活躍から見る、中学からの海外留学について。

日本では、USオープンで活躍した、錦織選手のニュースで持ちきりのようですね(^∇^) 。

私は、世界テニスの観戦が好きで、フェデレーを応援していますが、数年前から錦織選手も応援していて、3年前のスイスインドアで、フェデレーとの決勝の試合から、特に応援するようになり、時々、フェイスブックへ声援の書き込みをしていました。

今年になって、錦織選手はフェデレーを倒して、波に乗っていたので、今回のUSオープンは本当に観る方も興奮のしっ放し でした。今後、本当に楽しみです。\(^_^)/

そこで、今回は、中学生の留学について、書きたいと思います。

錦織選手が、テニス留学の為、アメリカのフロリダ州に留学したのは、13歳の時と聞きました。テニスという西洋的なスポーツをする以上、これは正解な選択だったと思いますし、ご両親がよく決断されたなと。

サッカーの三浦知良選手も、中学卒業くらいで、ブラジルへ留学していますが、共通しているのは、日本の高校に入る前に留学したということです。

これは余談ですが、私の母が、三浦選手の英語の教師をしていて、どうも、中学時代、当時先生方はこぞって、彼のブラジル留学に反対だったそうです。

私自身、日本で教育を受け、海外で子育ての経験をして感じるのは、日本の教育システムは、西洋のそれとはかなり異なる点です。

その違いが、何と言っても、集団主義と個人主義の土壌の違いがあるからですが、根本的に、日本人と西洋人では、育ち方が、かなり違っていて、それは、教育システムだけを取り上げるのではなく、社会・政治環境等、すべてからも影響を受けているからですよね。

例えば、日本では個人の才能を伸ばすのに、伸び伸びできないと言われます。特に、個人プレーであるテニスとか、西洋で盛んなサッカーなどのスポーツは、ガンガン押し捲って、アドレナリンを放出させ、それを前進するエネルギーに変えていく、という感じのものですから、自分を出すことが先決です。

このような西洋のスポーツを行う選手だからこそ、西洋でそちらの土壌で、身体&精神を鍛える為に、留学したのは、正解だったと思います。もちろん、元々才能センスがあってのことですが、もし、日本の精神土壌の中にいたとしたら、中々世界ランクまでは成長できなかった気がします。
日本では、大体周囲の雑音が多すぎて、それだけで疲れちゃうところもありますしね。
西洋の教育が進んでいるということを言うつもりはありません。教育システムが違うということです。
この年齢で留学して、その後どうするんだ?と思われてしまう、両親もいらっしゃるでしょうが、世界標準を一度知った上で、日本を客観的に見ることを、特に若いうちに経験しておくと、他の人とは違ったものの見方が芽生えてくると思います。

海外へ放り投げられることで、自分の国についてだけではなく、もちろん自分自身とも対峙して、打たれ強くなると思います。

つまり、ある種、二重構造、日本ではこうだが、外国ではこう、という仕組みが出来上がります。そうすると、ある意味、考え方や価値の多様性が自分の中に生まれます。

ある程度リスクを取らないと、それ以上何も得られないし、自分の殻を打ち破ることもできないですね。
日本にいたら、日本人みんな同じような肌の色、髪の毛の色をして、学校の普通科へ行けば、同じような教育を受けて、日本社会に浸かって育つのですが、日本で、普通にしていたら、芽生えてこない、考え方や価値観を学ぶのが、ある意味、留学の醍醐味かと思います。

当然、テニススクールへ行って、世界ランクに上り詰める選手の割合は、非常に少ないけれども、それ以外のこともそこで学べるということを考えれば、若いうちに、違った環境に身を置いて、色々経験させる、中学生の留学を私は推奨します。(もちろん、受け入れの学校側がしっかりしていることが前提です)

この時期は、何でも吸収できる時期で、高校生ではある意味遅い部分があります。もちろん、人によって、早すぎるということもあるかもしれません。
でも、中学生くらいから行った方が、色々な意味で刺激され、他の事にも興味を持ち始めて、将来の目標設定が出来易いと思います。

全員が全員留学せよ、と言っているのではなく、本人が行って見たいという動機がしっかりあれば、まず短期でもいいからトライして、経験してみて!と言いたい。

行ってみて合わない子がいたら、それはそれで、別の世界へ進むことが、自分の適性だと明確になるし、まずは海外留学して、飛び込んでみてから、考えて、というくらいで丁度いいのではないかと。

世界から日本を見る目、自分を客観視できる思考を持つ為に、日本の若い子供たちには、留学という選択が、今の時代こそ必要ではないかと、強く感じています。
皆さんはどう思われましたか?