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アグネスチャンさんの教育法から学ぶこと。

“日経デュアル”というメディアから、アグネスチャンさんの教育についてのインタヴュー記事が掲載されていましたので、ご紹介します。

そこから、私達が読み取れるもの、私が感じたことを書きたいと思います。

実は本にも書いていて、この記事自体は少し古い(2016年)のですが、分かりやすく書かれているので、ここに抜粋して、ご紹介します。

http://dual.nikkei.co.jp/article/086/87/

アグネスチャン「私は教育ママ宣言をします。」が、記事のタイトルです。インタヴュー(上)子どもの可能性を120%伸ばし、息子3人をスタンフォード大に入れたがサブタイトルです。

 

1.学校に通って教育が受けられること自体が「恵み」

水もなく食べ物もないアフリカの国を訪れたとき、「今、何が一番ほしい?」と親達に聞くと、 5人のうち4人は「うちの子を学校に行かせてください」と言いました。彼らは教育は子どもの将来への鍵だと考えているので、「今日食べるものよりも20年先にわが子が今と同じような状況にならないように」と願うんです。

日本の大学はお金がかかりますが、アメリカに比べるとまだ安いほう。無償の奨学金もある社会ですから、ぜひやる気を起こしてありがたく教育を受けましょう。私は皆さんに「教育ママ宣言」をしてほしいです。

2.“チャイルド・ファースト”を夫婦で考え、インター校を選んだ

学校のためでもない、親のためでもない「この子のためだ」という教育が一番大事だと思ったんです。そのときから既に国際化といわれていて、どこでも通用する人間を育てるためには国際的な心はもちろん、英語も必要かな、と。

それで最終的に、多くのインターナショナルスクールの中でも一番日本語教育に力を入れている西町インターナショナルスクールを選びました。当時横浜に住んでいたのですが、学校まで歩いて行けるようにしたいと、学校周辺で土地を探し引っ越しもしましたね。

3.スタンフォード日本人枠は空席 中国人、韓国人のほうが入学に熱心

―― アグネスさんのように、自分の子どもをスタンフォード大学に入れられたらいいなと思いますが、日本の学校へ行っていて、急にスタンフォードに入るのはやはり難しいのでしょうか。

アグネス うーん、やっぱり英語力が大切なので……。子どもに英語力をつけてあげれば、不可能ではないと思いますよ。学校としては全世界からバランス良く学生を集めたいと思っている。でも、日本人枠は空席。今は日本からの留学生は少ないので有利なんですよ。

―― 日本の留学生が少ないのはどうしてでしょうか?

アグネス 申し込んでこないからですね。最初から無理だろう、授業料が高いんだろうと諦めてしまう方が多い。あまり事情を知らないからというのも大きいでしょうね。

実際、日本には優秀な方がいっぱいいらして、国内の難関校の試験に通るんだったら、本気になればスタンフォードだって全然夢ではないと思うんです。英語力が大切と言いましたが、中国や韓国の留学生はいるけれど、正直言ってそこまでネーティブでない人達でも、その他の得意科目などでカバーして入れています。

4.「7帝大、12大、新卒入社」なんてスケールが小さい! 子どもの夢の幅を狭めているのは、親の想像力の乏しさ

―― そこまでネーティブじゃないアジア人も頑張って入っている。日本はどうしてもガッツというか、競争力の部分では負けがちなんでしょうか。

アグネス 親の想像力が足りないんだと思います。日本の親は「7帝大、じゃなければ12大学」など自分の中でスケールを決めてしまっている人がとても多い。

外国へ行かなかった人に理由を聞くと、「外国の大学に行ったら、戻ってくるときは就職が1年遅れになる」とか、要するに就職戦争の中に入れないとか、日本の大企業の中に入りにくいとか、そういう心配をしています。

でも実際は、私の友達やうちの子の友達も帰国後に日本で就職しているけれど、記者になったり、外資系の有名企業に営業力や国際性を買われたりして、とても高収入の子が多いんです。

「君はこれが向いている」「君はこれがいいんじゃないの」と勧めるのもいいけれど、子どもには無限の可能性があるんですから、スケールの小さい話をしないで「子どもが本当は何をやりたいのか」ということを聞いて、その子の夢を応援してあげてほしいですね。

27年前私がスタンフォードへ留学したとき、アップル社の試験的なコンピューターを2歳半の長男が触っているのを見て、正直言ってこんなの本当にはやるのかなって横目で見ていました。

当時Eメールとかも分からなくて大変な苦労をしたんですが、当時からすると今は想像をはるかに超えた世の中。 DUAL読者の子ども達が社会に出ていく20年後もきっと親世代が想像できない世界が待ち受けているのです。

親の限られた想像力で子どもの将来を決めない、夢を小さくしないということもすごく大切です。いつも最先端を目指したほうがいいと思います。

5. 英語は知識を得るための必要ツール。第二言語として習得すべき

―― 日本の7帝大、12大を出て、同じような黒いスーツを着てリクルート合戦というのは、アグネスさんからすると、子どもの可能性に蓋をしてしまうように見えるんですね。

アグネス 日本にもとても優秀な企業がたくさんありますし、子どもがすごく望んでいればそれで十分だと思うんですけどね。でももう少し、子どもに対して可能性や夢の幅を広げてあげてもいいかなと思うんですね。

英語だってすごく好きな子もいれば、どうしても受け付けない子もいる。得意なことはどんどん伸ばしてあげればいいと思うんです。

英語を学ぶのはもちろん大人になってから有利ということもあるけれど、世界の知識のほとんどは英語に訳されているので、活用できるなら知識量がものすごく増えます。

さらに、やっぱり世界で一番多く話されている言語ですよね。私は第二言語を学ぶのであれば、まずは英語かなと思います。

―― 「夢の幅を広げる」というのは、アグネスさんご自身もお母さんになられてからスタンフォードに留学されています。ものすごく貪欲に勉強されたんですよね。

3人の息子さんをスタンフォード大に入れたというのももちろん偉業ですけど、まずお母さんご自身がスタンフォードに入っているということ自体、頭のいいご一家なんだというのが実証されているようです。

 

私見。。。「7帝大、12大、新卒入社」なんてスケールが小さい!子どもの夢の幅を狭めているのは、親の想像力の乏しさ、という箇所に共感します!

日本だけにとらわれていたら、想像力は広がりません。小さいころに海外に行かせて、ダイナミックな世界を見せることで、子供の想像力はたくましくなって、どんどん広がりを見せて行きます。

もちろん、国際結婚して、国境を跨いで活躍しているアグネスチャンだからこそ、インターナショナルな想像力が簡単に描けたこともあります。

親御さんが日本しかよく知らなかったとしても、子供の可能性を広げていくことは可能です。

そこはエージェントがお手伝いして、教育ママのアシストをします。

鎖国が続いた日本の歴史からは想像がつかない程、今やハイスピードで、海外との関係が進んでいます。ユニークな視点を持つことの重要性は、今後益々必須となり、それは海外留学という体験によって培われ、磨かれていきます。

日本の将来や未来を担う子供たちには、ぜひ、海外体験をして欲しい!と強く願っています。

近藤 美穂

スイスジャパンサポート