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増築、改築ラッシュのスイス・ボーディングスクールと安全な国スイスと安全性について。

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スイス現地で、ボーディングスクールを訪問していて、最近校舎や寮、学校施設の増築や改築を耳にします。今分かるだけでも3校あります。

そのうちの2校は、寮の増築も行っており、部屋数を更に増やす予定で、受け入れ生徒人数のキャパが増加されます。

日本では、ヨーロッパはテロで危ないから、と心配される保護者様がいらっしゃるのですが、逆に、世界の国では自国で教育させるのは不安だから、という理由で、スイスへ子供を送る親が増えているという現状です。

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スイスのボーディングスクールは、学校によって特徴は様々ですが、多くの学校が、スイスアルプスの標高1300~1750mに位置する等、風光明媚な自然環境のいい高台に位置しています。

スイスという国のイメージが、安全ということもありますが、別の理由として、次の様な状況もあります。

大都市というのが存在しないスイスでは、地方分権制度で、市町村が細かく分かれています。その為、近所の眼というのがあり、以前、ブリュッセルで起きたテロの根幹となる様な、外国人居住地区や貧困街のゲットーというものは存在していません。外国人も集落で住まずに、現地に溶け込む様に暮らしています。

もちろん、ここで私が、スイスは安全ですよ、と断言したところで、何の意味はないのですが、逆の観点からいうと、ヨーロッパから日本へ行くのが、私も含め(最近思うのが)、”地震や災害は大丈夫だろうか?”という危惧です。

つまり、端的に言えば、ヨーロッパのスイスから地震の確率の高い日本の地域へ行くのと、日本からヨーロッパの中のスイスへ行くのと、どちらが危ない目に遭遇する確率が高いか?と考えた場合、日本人ならヨーロッパのスイスと思うのが普通ですが、私からすると、テロがスイスの学校のある町で起きる確率は、日本で大きな地震に合う確率より低いと考えます。

まず、人間は、今自分が住んでいる場所が一番安心出来て、安全だと思っているものなのです。海外のその国が安全かどうか、というのは、よほど、中東へ子供を行かせない限り、そこで何か危ないリスクが起こることは、予測や計算出来ないことなのです。あと強いて言えば、フランスのパリへお子さんを送るのは止めた方がいいかと思います。

私の友達で、パリのテロ事件直後の春休みに、大学生の娘さんとパリとブリュッセルに観光へ行った人がいます。そこしか休みが取れなかったことも事実ですが、むしろ、直後だから、警備がそれだ万全だろう、と考えたからです。こういう考え方も有りだと思います。

日本のメディアでは、ヨーロッパすべての国が危険!の様な報道がされています。

要するに、大事なのは、本質を見極めて、自分自身で判断及び行動することで、日本のメディアをただ鵜呑みにしないことなのです。

近藤

スイスジャパンサポート